最近の消費者金融カードローン利用者の属性傾向と変化

今回は今と昔を比べて、消費者金融の借入ユーザーの変化についてデータをもとに解説します。
これから借り入れを検討される方々には参考になる情報ですし、迷いや不安を解消するデータだと思います。

これからご紹介するデータは1980年頃と2010年頃の比較になります。

まずは男女の比率(割合)について。

・1980年当時
男性:86%
女性:14%

・2010年頃
男性:60%
女性:40%

以上のような数値の変化があります。
これはかなり大きな変化と言えるでしょう。
女性の社会進出が進み、借り入れ審査に通過できる人が増えたことが要因の1つです。

次に年齢別で消費者金融ユーザーの割合を見てみます。

・1980年当時
20代:28%
30代:32%
40代:29%
50代以上:12%

・2010年頃
20代:20%
30代:36%
40代:23%
50代以上:21%

このような数字になりました。
若い世代の草食化が話題になっていますが、消費をしない若者が増えたことが現在の20代の利用者減に繋がっています。
逆に50代以上が大きく増加していますが長引く不況も一因ですし、この世代はバブル世代なので消費意欲も旺盛です。
最近の消費者金融はイメージもかなり良くなっていて、しかもネットでWEB完結なので簡単に利用できることも後押ししています。

最後に職業別でカードローン利用者の属性変化を見てみましょう。

・1980年当時
会社員:66%
公務員:17%
自営業:4%
サービス業:10%
作業員:1%
主婦:3%

・2010年頃
会社員:49%
公務員:3%
自営業:12%
自由業(医師、弁護士、税理士など):2%
派遣社員:4%
パート、アルバイト:14%
主婦:13%
その他

昔と今ではかなりの変化が見られます。社会構造の大きな変化、働き方の変化が要因となっています。
派遣社員の出現がまさにそうです。
まず公務員の利用者が減っています。さまざまな要因があるでしょうが待遇改善も一因です。
また近年の公務員バッシングが消費意欲を減退させていることも原因かもしれません。
さらにはフリーターの増加などでパート主婦やバイトの人の利用者が大きく増加しています。
安定した収入さえあればアルバイトでもパートでも借入可能なので、利用者が増えるのは当然です。
自営業者も大きく増加しています。プロミスなどでも個人事業主は事業資金として使えるようにしたことが増えた一因でしょう。
それから医師などの高所得者の利用者が出現したのも近年の特徴です。
一部の人は投資資金としてその調達のためカードローンを活用しているそうです。

今回は触れていませんが使途についても変化は見られます。
簡単にご説明しておきますと、1980年当時の利用目的は、旅行や交際費などレジャー関係、また冠婚葬祭で急な出費での利用がメインでした。
現在は、そうした利用目的も当然ありますが、やはり広い意味で「生活費」のために借り入れする人が多いです。
それと高所得者に見られるのが投資目的です。

いずれにしても、カードローンを利用するのは決して異常ではなく、今や「普通」の金融取引です。
誰でもクレジットカードを利用しているのと一緒で、今、手元にないお金を先に借りる、だけのことです。
それを長引かせずに早めに返済すれば問題はないのです。

もし、カードローンの利用を迷っている人は、上記のことを参考にしてください。



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